2月22日、猫の日ですね。
猫の日よ、おめでとうございます♪
私の家では、毎年、猫の日は、愛猫もものお食事を、ゴージャスにして、彼女の大好きな濃い目の牛乳、カニカマ、チーズ、甘酒、生クリーム、果物とか…、そういうのを出してささやかに、
お祝いをしていました。
が、ももは昨年の11月28日に天国へいってしまい、今年は何もしません。
猫の日の記念にというご連絡を仏前にしたぐらいです。
あとは、少々お供え物のお食事を増やしました。
それから、梅の花を数日前からいけてあります。
この梅は、我が家の庭に咲いていたものです。
けれども、誰一人その梅を植えたものはいないのです…。
しかし、梅は今年突然、我が家の庭に現れたのです……。
去年までは、まったく姿も何も見せなかったのに、今年になって、あまりにも突然に、梅の木が現われたのです。
この梅の木が生えている場所は、生前、ももがよく眺めていたり、そばにいたり、結構気に入っているような場所でもありました。
そんなこともあり、ももが、実はあの世から梅を咲かせに来たんじゃないかという、そんな気持ちが、我が家ではしたのです。
まあ、どうも、この梅は十数年前、母親が寄せ植えのために買った小さな梅の木をを枯らしてしまい、それを庭に投げ捨てたらしい…。
それが原因で、梅は必死に生き延びようと頑張って来たらしいようでした。
ですが、我が家の庭は、生存競争も激しい様なワイルドな状態です。
どうも花を咲かせるには厳しかったのか、ずっと花のない状態で成長し続けたようなのです。
家族の誰も、梅の木が復活して育っているなんて気づきもしませんでした。
が、昨年、ももが亡くなって、新しく迎えた2018年の2月半ばに、突然に梅の花は咲き始めたのです。可憐に、品のある香りをほのかに放ちながら…。
家族には、ももが咲かしてくれたように思えたのです。
ももは、花の好きな風流な猫でした。
だから、自分の死で悲しんでいる家族に、元気を届けたくて、梅を咲かせてくれたんじゃないかな…。ふっと自然にそう思えたのです。
そんなわけで、この梅は、うちの家族の間では「ももの梅」となって馴染んでいます。
そのせいか、この梅は、もものように愛らしく、可愛らしい、そして、頑丈な梅なのです。
妙にどこか、ももに似ているのです。
そんなこともあり、この梅の花をももの仏壇に飾った今日この頃です…。
単なる偶然で、たまたまタイミングが合っただけなのかもしれません。
けれども、どうにもどこか信じているのです。
この世に残してきた家族のために、家族が元気になってほしくて、梅の花を咲かせた。
ももなら、やりそうな気がするのです。
かなり気が強くて、ももは優しいかわいい猫ですから、そんなことを思うのです。
ももちゃん。ありがとうございます。
だから、私はそう思うのです。
近いうちに、お墓参りにもいくね。この梅の花を持っていくよ。君の好物ももっていくよ。
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