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        ここは“にゃんこのしっぽっぽ-猫的徒然話”です。 ここでは猫好きな管理人の趣味大爆走で御送りする、 ねこねこしたブログになっていくでしょう。 ちなみに、やはり愛猫ももちゃんが出現する率は高いです。
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ささら 由羅
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女性
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創作とか♪多趣味。
自己紹介:
どうも、ささら由羅と申します。COOLな猫好きな人間です。(まわりの人間いわく猫狂い、猫キチガイ)。
愛猫は、ももと申します。可愛らしく、そしてナカナカ気のつよ~い女の子でございます。どうぞ、よろしくお願いします。
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2月22日

猫の日である。
いうまでもない。が、何をするべきだろう・・・???
何せ、私が風邪気味で大したことができないというありさま・・・。

うー、ごめんよ、ももちゃん・・・。
次のお誕生日には、挽回するよ・・・・・・。

とりあえず・・・ではあるけれど、今まで買ったkとのない猫缶をあげた。
とりあえず、むしゃむしや食べている。
夕食時には、寒ぶりのお刺身を、猫の食べやすいサイズにしてあげる。
これは、好物なので、やっぱりおいしそうに食べる。

もうちょっと、猫の日ぐらい、贅沢させてあげたい。いや、いつでも、甘やかしたい、でろでろしたいというのが、
猫バカな飼い主の思いではある♪

DSCF0134.JPGDSCF0045.JPG








とりあえず、今日はできるだけ、もふもふしようか???

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閉じ込められた猫-おまけ

「ところで、あの黒猫ちゃん、どうして、お母さんの部屋にいったんだ??? で、お母さんにびびられて、慌てて逃げようとして、あの壁とクローゼットの間に落ちて、一週間のまず食わずだったわけだよね?」

「どうした?」

父親との会話である。

「そもそも、普通、飼い猫って、人の家の2階になんか入るかあ???」
「いや、あの黒猫、ほとんどが家の中で飼われているからじゃないか?」
確かに、あの黒猫は、家の中にいることが多く、外に出ることはあまりない。そして、外に出たとしても、長いロープにつながれて、そんな遠いところにはまず行けない。

「いや、だったら、余計に人の家なんて入れない気はするんだけど……」
「以前入ってきた時があったから、それで気に入ったのかもしれない」
「物件を見に来たお客さんかい…」
「で、ここはいい感じだと見なして、2階も見てみよう♪となったのかもな…」
父親はいう。
「というか、すぐに追い出したんでしょ、確か…。そんな状況で気に入る方が変だぞ……」
私がいうと、父親は大真面目にいう。
「ちょっとマゾだったのかもしれない」
「おいおい」
どんな猫やねん……。

「まあ、気質かどうかは知らないが、恐れ知らずだったのかもしれないな」
「なんだか黒猫がただの馬鹿に見えてきたぞ」
「おいおい」
原因になった一言をいったのはあんただろうが…。
父親はいう。

「まあ、黒猫はここの家も自分の家、テリトリーに思ったんだろうな…。で、なんとなくドアの開いている、お母さんの部屋に入って、寛いでいて、で、夜中になって、自分の家に帰ろうとして、お母さんにすりすりとして、帰ろうと思ったんだろう」
そうであろう。ドアが開いてたとしても、時間が経つにつれて、キチンと閉まった可能性だってあるわけだし、そう考えれば、そこにいる人間に声をかけて(!?)ドアを開けてもらって、帰らしてもらおうとするのは自然である。
「が、思いのほか、お母さんが予想外にビビッて大声を巻き上げ、どたばたと大騒ぎになってしまったので、恐れおののいて逃げているうちに、壁とクローゼットの隙間にすぽんと…」
だとしたら、笑え…いや、哀れである…。

「猫からしたら、悲劇だったかもな…」
「そりゃあ、お母さんに近寄るぐらいだから、親しみは感じていたんだろう。が、うちのお母さんは“叫んで暴れた”わけだから、猫からしたら『なんでえぇっ!!?』ってなところなんだろうな…」
「家の外を知らないから、人間は自分に優しくするものだと思い込んでいたとは考えられるな」
「まあ、それで猫は驚愕と恐怖のために、パニックを起こし、あの壁とクローゼットの間に落ちたのか…。浮かばれないというか、うーん…」
まあ、猫からすれば、やはり悲劇ではある。

「とりあえず、あれから黒猫はおとなしくしているらしい」
そりゃそうだろう。
「でも、そのうち、来るかもしれない」
「来るかあっ!?」

「来ても、ももちゃんと喧嘩でしょう…」
「仲良くするかもしれないぞ、助け出された時、ももはいたけど大人しかったし」
ちょっと思い出してみる。
・・・・・・・・・・・・。そういや、寝てなかったか…???
「まあ、しばらくはこないだろうけどな…」
「ところで、お父さん…」
「なんだ?」
「あのうちって、黒猫って2匹いて、しましまな猫も1匹いるんだけれど、しましまの猫はともかく、黒猫は、区別できる?私は自信ないけど…」
「って、黒猫が2匹もいるのかっ!??」
どうも知らなかったらしい。
「いいなあ…」
「いいのかい…」

まあ、こんな感じで時はたつ…。

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閉じ込められた猫-4 救出成功

なんだか、恐ろしくほっぽらかしてしまった…。何をやっているんだ、私…。
というか、書いたの一体どれだけ前…。(瀧汗)

まあ、ともかく、これじゃあ、中途半端もいいところだから、とにかく書こう。そうしよう。

------------------------

父親が持ってきたもの(という表現でいいのか!?)は、なんのことはない、飼い主である。
どうやら、自分のいうことは聞かなくても、飼い主のなら聞くだろう…との判断である。

で、その行動は正解である。

飼い主のおにーさんは、
「うちの猫がお邪魔しているんですかっ!!?」
「うーん、この前、猫がいなくなって探しているっていってただろう?」
「はい」
「おたくのうちの猫かはわからないけれど、念のため、確認してくれないか?」
父親がそういうと、おにーさんは慌てて、壁とクローゼットの隙間を覗き込んだ。

「ううおおぉっ!!?」
「うにゃ~ん…」

おにーさんの大層びびった声と猫の悲しそうな鳴き声がした。

「お前、こんなところにいたのかあ…」
おにーさんは何ともいえない口調で、ほっとしたような、呆れているような声をしていう。
「なんで、ここに…???」
それは、私らもそう思います。

とまあ、そんなわけで、猫の救出である。おにーさんは棒やら、紐やら猫じゃらしみたいなものを持ってきた。が、そんなものに飛びつく元気は猫にはない。
しょうがないので、おにーさんは棒にフックをガムテープでくっつけたものを作った。

つまり、簡易性の引っ掛け棒をつくりあげたのである。それを猫の首輪に引っ掛け引き寄せようとのことらしい。猫は私ら人間の手には届かない狭いところにいる。
棒でひっかけて、引き寄せるのなら、それはそれで正解である。

「おとなしくしなさいって…」
おにーさんは、猫に優しく声を掛けながら、若干怒りながら救助作業を進めた。
詳しい内容は、おにーさんの後姿しか見えないのでわからないが、ともかく緊張の一瞬である。
私と父親は、まあ、人質(この場合は猫質だが)を見守る、一般大衆…というところか……。

しばらくして……。(といっても大してたってはいなかったと思う)

「どうも、お世話かけました…」
おにーさんは、ちょっと疲れた笑顔を見せた。手には黒猫をしっかりと抱いている…。
「んんなあ~」
黒猫は、ようやく外へ出れたぞといった、お疲れ様な顔をして、こちらを見た。
「お疲れ様です」
そうでもいうしかない…。
「やっぱり飼い主さんだね。ちゃんと外に出れたね…」
黒猫はやれやれといった顔をして、こちらを見た。

やっと、外に出れた……。

妙にふてぶてしくて、ちょっと笑ってしまう。おにーさんは猫を抱えて、自分の家に戻っていった。
ばいびー、やっぱり、自分のうちでノンビリがいいでしょ。
どう考えても、暗くて狭い、あんな壁とクローゼットの隙間よりはいいでしょう。

----------------------------------------------------------------

助け出された黒猫ちゃんは、家について、用意された餌・水をみるなり、おっそろしい程の勢いでたいらげたらしい。無理もない。一週間も野まず食わずだったのだ。
おとなしくなんて、食べてられないだろう。
一週間も暗い壁とクローゼットの狭間にいて、食事なし…。きっと生きた心地はしなかっただろう。
黒猫は、この一週間の間にひとまわりほど小さくなってしまたらしい。
なんというか、お疲れ様である…。

まあ、ともかく、救出はできた。
めでたし、めでたし…である。

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閉じ込められた猫-3 助け出そう


まあ、下らないことをかましていたが、猫がクローゼットの裏に入り込んでしまい、結局今日まで1週間、飲まず食わずでいたのは、間違いない。
この休日の真昼間から黄昏れる…。
クローゼットの裏を含めて、猫が出入りできそうなところはない。唯一の穴はうっかり入ってしまったものの出れない状態である。ここのところ暑かった。クローゼットの中も例外ではない。
しかも、今のように、ゴミのような着れない服らしきものがとりあえずほっぽり出されてスッキリしていない。
ゴミといって差支えがないような服がギュウギュウ詰めだったのである。
空気は悪かっただろう。
地獄である…。


「おい、猫のいるところの写真撮れっ!!!」
と父親がいう。
「無理です。どこにいるかわからないし」
「ここにいるだろうっ!!!」
ばんばん父親がクローゼットの壁を叩く。

「あのねえ、そこの何処にいるの?」
クローゼットの壁を叩いたところでわかるわけはない。
「検討付けて撮ればいいだろうっ!?」
「馬鹿かっ!!!」
「なんて反抗的な娘なんだ。親のいうことが聞けないのかっ!!?」
「マトモで良識的な親のいうことなら一応は聞くけれど?」
「俺のどこがマトモじゃないんだ?」
「今回の場合、どう考えてもマトモじゃない。まず穴から覗けない。無理にライトを照らしてやるとして、そのターゲットである猫の位置を把握することができないのだから、まず撮れない。恐らく汚れた壁が見えるだけだと思う」
「いいからやれ」
「無茶言うな・・・」
バカバカしいことこの上ない…。
「撮れるような状況でいうなら、ともかく…。そもそも、あんたならできんのか?」
「反論するなっ!!!」
「反論じゃなくて、事実をいっていっています」
が、こんなことをやっていてもしょうがない。

485c5f66.jpeg






(↑ クローゼット内部の図です。このタンス側の奥の方に猫は閉じ込められていました。)

まあ、とにかく、写真は撮れなかった。(あたりまえといってはあたりまえだが)
で、結局、クローゼットの壁が木製で、そんなに頑丈でもなさそうなので、ちょっと壊してみることにした。
(そもそもはじめから、そうすれば問題なかったと思うが)

で、壁をちょっと壊して、覗いて(ライト付き)で覗いてみると……。

「いたーーーーっ!!!」

わりと大きめの黒猫(大人な猫)が、奥の方で悲しげな目をして、こちらを見ていた…。
疲れていても、恐怖心が消えないのか、こちらをびくびくしながら見ている。
無理もない。
「ここにいるかな???」といいながら、ここまでくるのに何回もクローゼット内部の壁をどんどこ叩きまくっていたのである。(特に父親)
いくら暗闇に強い猫でも、1週間も暗いところに閉じ込められて、どんどこ大きな音をたてられたら、たまったものじゃない。おまけに叩くだけじゃなくて、どうにも怒鳴っていたらしいし、怖かったと思う。

が、それにしては、元気に鳴いている・・・。根性のある猫なのだろう…。
こちらをビクビクしながら見ていても睨むのだ。恐らく、敵にしか見えなかったのだろう。
助けてくれとは近寄らない。
縄でも、棒でも持ってきて、引き上げようとするが、とにかく奥の方に逃げてしまい来ない…。
それどころか、これまた大きな声で威嚇するように鳴く。

「餌でも持ってくる・・・?」
猫の餌(カリカリ)をもってくるものの、反応はない。というかマスマス威嚇である。
「〇ンプチじゃないとダメなのか?」
父親が大真面目にいう。
「高級志向かっ!?」
私もそんなことをいってしまうが、それどころではない。

「ちくわでも持ってきて意図に繋いでおびき寄せようか?」
母親が1階に下りていく。(ここは2階である)
どうやら、ちくわでももってくるつもりらしい。
と、父親も消えた・・・???

つーか、どうする…。正直いって、食べ物で釣られてくれるようには見えなかった。
網を投げて絡めて出すか・・・???
しかし、投網のように使える網なんてない。ついでに虫取りに使うようなアミだってない。
いや、そもそも、猫を入れて動かせるような頑丈なものはない。家の壁とクローゼットの壁の隙間は10~15cmだとして、うまく入り込ませて取れるか・・・。
何せ、狭くて暗い空間なため、やりにくい…。
というか、そもそもなんで、こんなところに猫が入る??? しかも何故クローゼットに入って、穴に入ってでられなくなる???
考えると不毛だが、とにかく、助けなくてはならない。

そして、父親が結局のところ、究極の救助手段を持ってくる。
猫にとっては確かに最適かもしれない。


閉じ込められた猫-4 救出成功 に続く…。

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閉じ込められた猫ー2 そもそもの事のおこりは

「ほら、私は嘘をいっていなかったでしょ?」
母親が嫌味ったらしく、堂々としてそんなことをいう。
「うんなこといっている場合かっ!!!」
父親がツッコミを入れる。

ちなみに母親がこんなことをいうには、理由は一応ある…。

----------------------------------------------------------------------------------------
約1週間前のことである。
真夜中、多分、夜中の2時近かった思う。

「起きなさいっ!!!ももちゃんじゃない猫が私の部屋に入ってきちゃったのよっ!!!だから、はやく追い出しなさいっ!!!」
わけのわからない、こんなような事を物凄い声で喚かれ、私は起きた。
が、わけのわからない事をいきなりいわれて、すばやく起きて対応してやるつもりはない。

「うるさいなあ…」

タオルケットにくるまりつつ、不機嫌になる。夜中に寝ているときに、耳障りのよくない大声で喚かれて素早く素直にいいなりになるなんて、私には不可能である。
つーか、無理。
そして、なんだか、どたどたと音が五月蝿く聞こえる。不快である。

猫ぐらい、自分で追い出せ…。

子供じゃないんだから、そんなことぐらい自分でやってほしい…。
どこの世界に、ただの猫が家に入ってきたからといって、大声で喚きちらし、娘をそれで無理矢理起こし、どたばたしている母親がいるのだ。
ここにいるといえば否定はできないが、こんな母親にたかられても嬉しくはない。

「ももちゃんが、苛められたらどーすんのっ!!!」
「それだったら、しかたないけど…」
むすっとしながら起きると、母親にはもの凄く怒られる。
「どうして、母親のことには無関心で、ももの事に絡むと起きるのよっ!!!」
と怒鳴られる。私は、
「ももの方が好きだから」(どきっぱり)
不機嫌にいう。かなり不機嫌にいう。
で、とりあえず、母親は、ももちゃんに何かあってはいけないと思い、慌てて、猫の現れた部屋から飛び出し、ももちゃんを呼び出して、抱きかかえ、玄関に逃げていったらしい。
そんなことを偉そうに説明される。

「だから、私は猫を追い出せなかったのよ」
そして、にこにこといわれる。
半分私はキレた。
「馬鹿?部屋のドアを閉めれば、とりあえず猫は閉じ込められるわけでしょう?それで、ももちゃんを捕まえにいって、玄関おっぴろげて大声で喚いていたのか、迷惑な話…」
「知らせてあげたのに、何よっ!?」
「お知らせしなくて、いいよ。バカバカしい…」
もう、私は紛れもなく、不機嫌である。
ちなみに、ももちゃんは母親に抱きつかれてきょときょとしている。で、母親いわく、
「ほら、ももだって、知らない猫が来たから、落ち着かないでしょ?」
「おいおい、おかーさん…。それは、おかーさんが大声で喚きながら、ももちゃんを呼びつけたから、ももはビックリしているんじゃないの?」
「え、それは猫のせいでしょう?」
きょとんとして、母親はいう。

馬鹿だ、この人…。というか、疲れる…。
馬鹿なことをいうのは、政治家とおバカタレントだけで、十分である……。
いらん、まったく・・・。

「ともかく、私はここまでやったんだから、後はあんたが追い出してちょうだい」
とまあ、母親は偉そうにいうが、なんでこんなイライラさせられるのかとピキピキである。
「じゃあ、聞くが、とりあえず、入ってきた猫は何猫だった?」
「知らない」
「はあっ!!?」
なんだら、そりゃ…。
思わず、私は母親を見つめた。

「あのさ、どうして猫だってわかったの?猫だってわかったってことは、何かしら猫の色とかそういうのがわかったから、いえるわけじゃないの?」
「わかんないけど、猫だったの」
「暗かったから、わからなかったってこと?」
「ううん、明るいから、猫だってわかったの」
「じゃあ、猫の色ぐらいわかりそうなものだけど?」
「わかんないもんっ」
駄々を捏ねるな、母親。

「なにそれ、バカにしている?」
「えー、してないよおぉ」
この時の母親は、かなりふざけているようにしか見えなかった。
「マトモな事は一切しない、入ってきた猫の最低限度の情報すらもくれないで、猫を追い出してくれって、馬鹿にしているようにしか聞こえないですね。それとも、そんな馬鹿な状態でも、娘なら馬鹿だから大丈夫と決め付けたのか?だとしたら、このまま、あなたのいう通りにしたがったら、私は馬鹿だと証明するようなものだから、不愉快ですね。猫を追い出すぐらい大人なんだからできるでしょう?」
もう、不愉快である。
「だーかーら、あたしが見たことのある猫だよおー」
「ですから、どういう色の猫だっていうの…。パニクッてわからないとしても、『わたしが見たことある猫』だという以上わかるわけでしょう?」
「えー、知らない」
すらとぼける母親にあきれ返る。
「いたずらで無意味に大声で起こすのやめてくれないですか?」
「えー、だっていたんだもんっ!!!」
疲れる・・・。餓鬼ですか、君は…。(もの凄く脱力……)

「ともかく、観察してみよう…」
で、私が閉まっているドアに手をかけると、母親は、
「えー、危ないよう」

おいおいおいおいおいおいおい……。

「じゃあ、なんのために私を無理矢理起こしたんだ?」
「え、喜ぶと思って」
「誤解なきようにいうけど、喜ぶことはないから。私はマゾではない。サドであったとしても」
母親の理不尽なチンプンカンプンなものいいに、私の方もセリフが危なくなる。(爆)

「とりあえず、相手は猫でしょ?猫又じゃないんでしょ?」
古典文学にでもでそうな名称まで出てくる。
「うん、猫だった」
「だったら、本当に私を呼ぶ必要がどこにあるの?とりあえず、捕まえるなり、追い出すなりしないと…」
で、私はそういって、母親の部屋に入った。

が、どこにも猫の姿はない……。
「いないじゃないの?」
「きっと隠れているんだよ、あんたの顔がおっかないから」
「イライラさせないでよ。とりあえず、どこにいるかはわからないぞ…」
非常に散らかった部屋でイライラしながら、いう。
更に、適当に探そうとすると、
「ああ、そこはいるかもしれない」「そんなところにはいないでしょ?」「猫がそんなところに隠れる???」
・・・・・・とまあ、母親のツッコミがこなくてもいいのにくる。
結局、部屋全体を探しても猫はいない。

「あれー、いないなー。おかしーなー」
「おかしいのは、あんたの頭だ…」
なんでもないことだが、母親のおバカな言い方にへとへとにもなった…。
「ともかく、猫がいないことは判明したね」
私はいう。と母親は、むっとしていう。
「じゃあ、あたしが見たのはなんだっていうのっ!!!???」
「幻。ったく、こんな夜中に、意味なく起こさんでくれ、バカバカしい…」

で、父親がおきて来る。
「何だ、夜中に騒々しいっ!!!」
「おかーさんが、わけのわからない幻覚を見て、私を大声でたたき起こして、玄関を開けっ放しにして、大騒ぎしていたんだ」
私はそんなことをいう。少なくともその時にはそういう風にしか見えなかった。
「この子(私のこと)が、私が猫見たっていうのに、いないていいはるのっ!!!」
「ちなみに、そのいるはずの猫の特徴はわからないんだそうだ。でも、『私がみた猫』だそうだ」
で、父親は怪訝そうな顔をする。
「なんだそりゃ…」
無理もない…。

「こんなくだらないことのために、休息を奪い取るな。あんたのくだらない事につきあって楽しんでやる気持ちなんて、毛頭、1マイクロン、1ミクロン、1ピノもないんだから、しかも謝らないし…」
そんなことをいいながら、私は結局のところ、部屋に戻って寝た。
が、無理矢理起こされたためと、イライラさせられたために、眠れない…。

翌朝、結局体調を崩す。シャレにならない。
ちなみに母親はやたらに元気…。きっと夜中の事は嘘だったんだろう。
私はそう思った…。

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が、猫は確かにいたのだ……。
恐ろしいことに…。どうやら、うちの母親がパニクッって大暴れをしていた時に、猫は驚いて慌てて逃げ惑い、その時に、クローゼットの中に入り込んでしまい、更に隙間に入り込んでしまったがために、姿が見えなくなってしまったらしい…。

そして、約1週間の間、クローゼットと壁の隙間に入り込んだまま、飲まず食わずで過ごしていたらしい。
時々は鳴いてもいたらしい。
が、母が「猫の鳴き声がするの」といっても、また幻覚だろうと、父親も私も相手にしなかった。
「いいかげんにしろ」
である・・・。

しかし、今では結果的に可哀相なことをしてしまったと思う。ごめんなさい、猫ちゃん…。


閉じ込められた猫-3 助け出そう に続く…。

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