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        ここは“にゃんこのしっぽっぽ-猫的徒然話”です。 ここでは猫好きな管理人の趣味大爆走で御送りする、 ねこねこしたブログになっていくでしょう。 ちなみに、やはり愛猫ももちゃんが出現する率は高いです。
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ささら 由羅
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創作とか♪多趣味。
自己紹介:
どうも、ささら由羅と申します。COOLな猫好きな人間です。(まわりの人間いわく猫狂い、猫キチガイ)。
愛猫は、ももと申します。可愛らしく、そしてナカナカ気のつよ~い女の子でございます。どうぞ、よろしくお願いします。
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閉じ込められた猫-3 助け出そう


まあ、下らないことをかましていたが、猫がクローゼットの裏に入り込んでしまい、結局今日まで1週間、飲まず食わずでいたのは、間違いない。
この休日の真昼間から黄昏れる…。
クローゼットの裏を含めて、猫が出入りできそうなところはない。唯一の穴はうっかり入ってしまったものの出れない状態である。ここのところ暑かった。クローゼットの中も例外ではない。
しかも、今のように、ゴミのような着れない服らしきものがとりあえずほっぽり出されてスッキリしていない。
ゴミといって差支えがないような服がギュウギュウ詰めだったのである。
空気は悪かっただろう。
地獄である…。


「おい、猫のいるところの写真撮れっ!!!」
と父親がいう。
「無理です。どこにいるかわからないし」
「ここにいるだろうっ!!!」
ばんばん父親がクローゼットの壁を叩く。

「あのねえ、そこの何処にいるの?」
クローゼットの壁を叩いたところでわかるわけはない。
「検討付けて撮ればいいだろうっ!?」
「馬鹿かっ!!!」
「なんて反抗的な娘なんだ。親のいうことが聞けないのかっ!!?」
「マトモで良識的な親のいうことなら一応は聞くけれど?」
「俺のどこがマトモじゃないんだ?」
「今回の場合、どう考えてもマトモじゃない。まず穴から覗けない。無理にライトを照らしてやるとして、そのターゲットである猫の位置を把握することができないのだから、まず撮れない。恐らく汚れた壁が見えるだけだと思う」
「いいからやれ」
「無茶言うな・・・」
バカバカしいことこの上ない…。
「撮れるような状況でいうなら、ともかく…。そもそも、あんたならできんのか?」
「反論するなっ!!!」
「反論じゃなくて、事実をいっていっています」
が、こんなことをやっていてもしょうがない。

485c5f66.jpeg






(↑ クローゼット内部の図です。このタンス側の奥の方に猫は閉じ込められていました。)

まあ、とにかく、写真は撮れなかった。(あたりまえといってはあたりまえだが)
で、結局、クローゼットの壁が木製で、そんなに頑丈でもなさそうなので、ちょっと壊してみることにした。
(そもそもはじめから、そうすれば問題なかったと思うが)

で、壁をちょっと壊して、覗いて(ライト付き)で覗いてみると……。

「いたーーーーっ!!!」

わりと大きめの黒猫(大人な猫)が、奥の方で悲しげな目をして、こちらを見ていた…。
疲れていても、恐怖心が消えないのか、こちらをびくびくしながら見ている。
無理もない。
「ここにいるかな???」といいながら、ここまでくるのに何回もクローゼット内部の壁をどんどこ叩きまくっていたのである。(特に父親)
いくら暗闇に強い猫でも、1週間も暗いところに閉じ込められて、どんどこ大きな音をたてられたら、たまったものじゃない。おまけに叩くだけじゃなくて、どうにも怒鳴っていたらしいし、怖かったと思う。

が、それにしては、元気に鳴いている・・・。根性のある猫なのだろう…。
こちらをビクビクしながら見ていても睨むのだ。恐らく、敵にしか見えなかったのだろう。
助けてくれとは近寄らない。
縄でも、棒でも持ってきて、引き上げようとするが、とにかく奥の方に逃げてしまい来ない…。
それどころか、これまた大きな声で威嚇するように鳴く。

「餌でも持ってくる・・・?」
猫の餌(カリカリ)をもってくるものの、反応はない。というかマスマス威嚇である。
「〇ンプチじゃないとダメなのか?」
父親が大真面目にいう。
「高級志向かっ!?」
私もそんなことをいってしまうが、それどころではない。

「ちくわでも持ってきて意図に繋いでおびき寄せようか?」
母親が1階に下りていく。(ここは2階である)
どうやら、ちくわでももってくるつもりらしい。
と、父親も消えた・・・???

つーか、どうする…。正直いって、食べ物で釣られてくれるようには見えなかった。
網を投げて絡めて出すか・・・???
しかし、投網のように使える網なんてない。ついでに虫取りに使うようなアミだってない。
いや、そもそも、猫を入れて動かせるような頑丈なものはない。家の壁とクローゼットの壁の隙間は10~15cmだとして、うまく入り込ませて取れるか・・・。
何せ、狭くて暗い空間なため、やりにくい…。
というか、そもそもなんで、こんなところに猫が入る??? しかも何故クローゼットに入って、穴に入ってでられなくなる???
考えると不毛だが、とにかく、助けなくてはならない。

そして、父親が結局のところ、究極の救助手段を持ってくる。
猫にとっては確かに最適かもしれない。


閉じ込められた猫-4 救出成功 に続く…。

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